はらんのお正華

はらんのお稽古はお正華を勉強するうえで大変役に立ちます。

基本のポイントは陰陽を意識することです。葉の表が陽、裏が陰。はらんの葉をみて中心から巾の広い方が陽、狭い方が陰となります。本勝手だと左側が陽となり右側が陰となります。陽(光)が当たる方向と考えると解りやすいですね。

真となる葉は主に裏を見せ、ちらりと表が見える感じです。裏からみて巾の広い方が陽方となります。今回は5枚でお稽古をしました。

基本的には真を1とすると副は2/3、体は1/3の長さとなりますが、葉の癖や花器のバランスで体を長く流したり、添えを長く流したりとアレンジします。陰陽と自然の葉のバランスの調和を考えてはらんとしっかり対話しながら生けます。