檜扇の実はとても軽快に見えたり、バラバラとまとまりのないように見えたりします。まとまりの無いような感じにならないように、また、実の可愛い雰囲気が損なわれないように真としての役目を果たせる形をしっかりと見極めます。副と体をハランでどっしりとまた美しい形を形成できるように配置します。彩りとしてトルコ桔梗を入れました。彩りといっても、これもバランスが大事でどのようにこの紫が見えると良いのかを考えます。
こちらはカスミソウをプラスしたことで華やかになりました。すっと伸びあがった真の檜扇の実が少し個性的で面白いです。