花供養 花塚まつり

4月29日に宝塚にある中山寺で紫雲華の花塚まつりが執り行われました。中山寺には昭和46年に先代家元が建てた花塚があります。こちらでお寺さんにお経をあげて頂き、日頃お稽古させて頂けること、花の命に感謝します。

そして花塚の隣には句碑があります。「花塚の語り継がれん薄紅葉」これは建立時のエピソードが刻まれた句です。昭和46年、先代が真言宗大本山紫雲山中山寺に参拝、太子堂横の「花塚」の現在地にたたずんでいたとき、偶然、法衣の老僧が近寄ってこられ、念願であった花塚をこの地で建立したいとの思いを伝え、名刺を差し出したところ、即座に承諾を得ました。四国の石工を紹介され、「紫雲華 花塚」の文字を渡し、秋までに建立するように依頼したところ、出来上がってきたのが、ただ「花塚」の文字だけ。石工もあわててすぐに「紫雲華」の文字を刻むと申し出てくれましたが、これは紫雲華の花塚ではなく万人の供養の対象となるべき花塚でなければいけないという仏のお諭しであると解釈してそのまま建立されました。まさに、「花塚の語り継がれん薄紅葉」であります。そんなエピソードを読み返し、雲一つない晴天の中、今年も無事花塚のお参りが出来てとても幸せだなーと思いました。

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